緑茶の手軽で最高においしい入れ方【急須なしで簡単2ステップ】

泡が立っている抹茶 最高においしい緑茶の入れ方

緑茶の茶葉をもらったけど、入れ方なんてわからない。
急須も茶こしもないし。飲んでみたいけど面倒だな。
どうすればいいんだろう?

抹茶を自分で淹れてみたいけど、茶道具なんて持ってないし…。
お手軽で美味しく飲める入れ方ってないのかな?

このページでは、緑茶の茶葉をお手軽に楽しみたい人のために、カンタンで最高に美味しい緑茶の入れ方をご紹介しています。

急須なし・茶こしなし・面倒な洗い物なしの超お手軽な飲み方です。

ありふれたものを使うだけで、茶葉から緑茶を楽しめます。

本格的な緑茶の入れ方を知りたい方は、「「本格的で美味しい緑茶の入れ方」がイラストで一目見てわかります」のページからご覧ください。

緑茶のお手軽でおいしい入れ方2ステップ

「緑茶を飲むなら急須や茶道具が必要だから、正直自分で入れるのは面倒だ」という印象がありますよね。

大丈夫です。
実は、茶道で知られる抹茶ですら、茶道具いらずのお手軽カンタンな入れ方があるんです。

もちろん、手間暇をかけて本格的な道具を使った入れ方のほうが、より緑茶の味わいを楽しめます。

でも、毎日飲みたいならいつも道具を出すわけにもいきませんよね。
現代人ってそんなにヒマじゃないですから。

というわけで、このサイトでは緑茶の種類別にお手軽な入れ方をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

煎茶のお手軽な入れ方

煎茶は、緑茶の中でも1番メジャーなお茶。

飲む機会も多いし、お客さんに出すという場面もあるでしょう。

もちろんティーバッグタイプのものを買ってきて入れるのが1番カンタンですが、こちらは茶葉で飲みたい方にオススメの入れ方です。

用意するもの
  • お茶パック(百均などで売っています):1袋
  • 煎茶用の茶葉:1袋
  • 好みのカップ:1個

これだけ。超簡単です。

お茶パックの形状はお好みでかまいません。
自分で使いやすいと思うものをチョイスしてください。

そして、入れる手順はたったの2ステップ。

入れ方
  1. 茶葉を1杯分(4g、ペットボトルのふた2杯程度)ずつお茶パックに仕込む
  2. 1杯分のパックを好きなカップに入れる
  3. ポッドから沸騰したお湯を150mlほど注ぎ、30秒ほど待つ

要するに、自分でティーバッグを作って飲むだけ

お湯を入れてすぐ飲むのではなく、少し時間を置いて蒸らさないとうまく抽出されないので注意です。

残ったお茶パックや茶葉は、空き缶やジップロックなどの密閉容器に入れておけばOK。

もちろん茶葉のおいしさを120%楽しむ丁寧な飲み方ではないですが、お手軽さではこれが最強。

これなら、毎日茶葉から入れた緑茶を飲める気がしませんか?

玉露のお手軽な入れ方

玉露を注いでいるところ

高級で繊細そうなイメージの玉露

基本的に、入れ方は煎茶と同じでOKです。

分量も、煎茶と同じ4g(ペットボトルのふた2杯程度)か、ほんの少し少ないくらいでも問題ありません。

玉露を入れる場合は、ポッドからカップにお湯を注いでから、約1分ほどお湯を冷ましてください。

お湯の温度は50℃(手でカップを包んだときに熱すぎず温かい程度)くらいが適温なので。

お湯を適温にしたら、お湯にお手製ティーバッグを入れて2~3回上下するとおいしく入れられます。

玉露の場合は、熱すぎるお湯で入れると苦味が多く出てしまうからです。

保管方法などは煎茶と同じです。

抹茶のお手軽な入れ方

学生時代に茶道体験で抹茶を飲んだことがある人も多いはず。

飲むまでの手順が面倒そうな抹茶のイメージですが、実は抹茶も茶道具を使わず飲むことができます

用意するものはたった2つだけ。

用意するもの
  • 好みのカップ:1個
  • スプーン:1本

入れるのが面倒くさい抹茶のイメージがガラッと変わったのではないでしょうか。

そして、抹茶のカンタンな入れ方は以下の3ステップです。

入れ方
  1. カップに抹茶を小さじ1/4程度入れる
  2. 数滴の水をたらし、スプーンで練る
  3. 150mlほどのお湯を入れて完成

めちゃくちゃ簡単ですよね。

こんなにお手軽に抹茶を楽しめるなんて最高じゃないですか。

水を入れて練るのは、ダマになるのを防ぐためです。
このひと手間で飲み口が変わってくるので、なるべくやってください。

あと、当たり前ですが、抹茶の場合はティーバッグを使わないでくださいね。

見たまんまこぼれて抹茶まみれになります。
あ、それはそれで抹茶の香りに包まれて幸せか(もはや不審者)。

番茶・ほうじ茶・玄米茶のお手軽な入れ方

そもそもほうじ茶や玄米茶って茶色いけど、緑茶なの?

そうです。
番茶もほうじ茶も玄米茶も、実は緑茶の仲間なんです。

くわしいことは「緑茶の種類まとめ一覧!もう人に聞かれても大丈夫です【簡単な覚え方つき】」のページでも解説していますが、「とりあえずお茶の入れ方だけ知りたいよ」って方はこのまま続けて読んでください。

基本的な入れ方は煎茶と同じです。

入れる量も、煎茶と同じ4g(ペットボトルのふた2杯程度)でOK。

番茶・ほうじ茶・玄米茶は香りが特徴のお茶なので、沸騰したての熱いお湯で入れてください。

香ばしさが口いっぱいに広がって気持ちいいですよ。

カンタンでおいしい緑茶の入れ方のコツ

下記4つのポイントを意識すると、よりおいしく緑茶をいただくことができます。

  • 緑茶に使うお湯は沸騰させてカルキ抜きする
  • できればおいしくいい水を使う
  • 4回目以降は同じ茶葉を使うことを控える
  • 開封した茶葉はなるべく早く使い切る

これらのポイントは、すべての緑茶の入れ方に言えることです。

とはいっても、ポッドを使えばお湯は自動で沸騰できるし、いつもの浄水器などで飲んでいる水なら日本の水はおいしく飲めるので、難しく考えすぎる必要はありません。

後は、2~3回お茶を出したら同じ茶葉は使わないようにしましょう。

味が薄くなっておいしく飲むことができません。

また、開封してしまった茶葉はすぐに鮮度が落ちてしまうので、できるだけ早く飲みましょう。

もし消費しきれない場合は、冷蔵庫や冷凍庫に入れて常温に戻してから使うか、密閉容器にいれて冷暗所に保管しておきましょう。

まとめ:緑茶のお手軽カンタンでおいしい入れ方

  1. 百均などに売っているティーバッグに1杯分ずつ茶葉を入れる(抹茶以外)
  2. お湯を注ぐ

という超お手軽かつ簡単な方法で、急須なしでも緑茶を茶葉から楽しむことができます。

茶こしや急須は、いざ洗おうとすると面倒ですからね。

抹茶の場合は、少し水で練ってからお湯を注ぐことで、専用の茶道具がなくてもおいしく飲むことができますよ。

本格的な緑茶の入れ方が知りたいという人は、以下のページをご覧ください。

「本格的で美味しい緑茶の入れ方」がイラストで一目見てわかります
緑茶の美味しい入れ方を本格的に知りたいという方向けのページです。オリジナルのイラストで、一目見るだけで理解しやすいように解説しました。煎茶・玉露・抹茶・番茶・ほうじ茶・玄米茶の入れ方を解説しています。

コメント